日本と中国の現状

日本の現状としては、２０１４年に国内の医療機関で実施された体外受精の件数は３９万３７４５件で、その結果４万７３２２人の子どもが生まれ、いずれも過去最多となったことが日本産科婦人科学会の集計で分かりました。１４年の総出生数は約１００万３５００人で、体外受精で生まれた子どもの割合は約２１人に１人となりました。
集計によると、体外受精の実施件数は１３年に比べて約２万５０００件増加し、出生数も約４７００人増えました。晩婚化を背景に、加齢による不妊に悩む女性が増えていることが増加の要因とみられます。０５年に比べ件数は３．１倍、出生数は２．５倍と急増しています。
体外受精は精子と卵子を体外で受精させ、女性の子宮に戻す不妊治療です。国内初の体外受精児は１９８３年に誕生しました。体外受精で生まれた子どもの数は今回で累計４３万１６２６人となり、初めて４０万人を突破しました。この約半数が受精卵などの凍結技術を使って生まれています。
日本は体外受精の件数が世界で最も多い国です。少子高齢化社会、晩婚と高齢出産により、国際的に不妊大国となり、日本全国で約600余りの生殖医療クリニックがあります。
同様に中国も経済発展につれ、若い人たちの生活リズムも速くなり、中国の夫婦の現状はますます日本に近づいており、環境や飲食の原因により、日本と比べてさらに悪い状況になってきています。

日本で高度不妊治療を受診する理由

●地理について

タイやアメリカと比べて、香港、北京、上海或いは広州、深圳からだと飛行機で4時間足らずで着き、旅の疲れを大幅軽減でき、時差ボケを心配する必要もありません。

●技術面について

日本はIVF技術において長年の経験を有し、また日本人は自身の健康及び医療の安全性を重視している為、世界で一般的に採用されている【排卵誘発法】
刺激法：アゴニスト、ショート法、ロング法、ウルトラロング法、アンダゴニスト法、HMGセトロ法、HMG-MPA法のほか、ほかの国がそれほど発達していない低～中刺激法:完全自然周期、クロミフェン、セキソビッド®、フェマーラ、®HRT-OPU法も備えています。

●日本と中国の高度不妊治療の費用について

中国国内での不妊治療における体外受精の費用は病院によって一回1万～5万人民元が必要となります。
日本で不妊治療を受けた場合、中国との費用の違いは無く、さらに先進的な治療技術、サービスを受けることが可能です。

●治療環境について

ご存知の通り、妊娠を待ち望む母親にとって、空気、水、食品の安全性問題、仕事のストレス、親戚や友人からのプレッシャーが不妊を招く重要な原因になっています。完璧を追及する日本では、ストレスの原因となる環境、食品の安全性や仕来りなどを全く気にする必要がなく、妊娠を待ち望む皆様は海外生活を楽しむことができ、リラックスして病院で安心安全な不妊治療を出来ます。
さらに、日本は中国と同じく漢字文化圏なので、中国の方は日本語が話せなくても、漢字を読めば日本で不自由なく生活できます。医療の安全性や成功の確率も高いので、日本での治療はとても魅力的です。